クライアント設定 · レビューガイド

V2Ray レビューv2rayN ダウンロードガイド

サブスクリプションの取り込み、ルーティング、ログによるトラブル対処を中心に、OSに合ったクライアントを選び、接続設定を順に確認します。

  • PROTOCOL NOTES
  • VMess
  • VLESS
  • Trojan
  • REALITY
04 対応プラットフォーム 03 GUIクライアント Xray · V2Fly コアの系統 オープンソース 無料で利用可能
CLIENT NOTES / 設定ガイド

V2Ray クライアントの設定

ノード、ルーティング、トラフィックの転送を切り分けてから設定を変更しましょう。クライアントが起動していても、アプリの通信がプロキシコアに届いているとは限りません。

デスクトップではまずv2rayN、Androidではv2rayNGを検討しましょう。V2Flyの設定が必要な場合はv2flyNGも選択肢です。いずれもGUIで操作できますが、メニューの場所、コアの機能、OSの権限はそれぞれ異なります。画面上のスイッチの数ではなく、OS、ノードのプロトコル、利用目的に合わせて選びましょう。

設定を始める前に、パラメーターがそろったノードを1つ用意し、まず単体で接続を確認します。その後、サブスクリプションの自動更新や複雑なルーティングを設定しましょう。一度に変更する項目は1つに絞り、変更前後のログを記録します。以下の5つのガイドは日常的な操作の順に並んでいます。メニュー名はクライアントのバージョンによって変わることがあるため、同じ項目が見つからない場合は使用中のクライアントを確認してください。

v2rayN / v2rayNG / v2flyNG

サブスクリプショングループと単体ノードの取り込み

サブスクリプションは更新されるノードの一括管理に、単体ノードの共有リンクは一時的な接続確認や端末移行に便利です。v2rayNでは通常、サブスクリプショングループにURLを登録してから更新します。Androidクライアントではサブスクリプション設定に項目を追加します。取り込み後はグループ、ノード数、プロトコルを確認し、使用するノードを選択しましょう。共有リンクの形式によっては、3つのクライアントで認識結果が異なります。URLの先頭だけで対応可否を判断しないでください。更新に失敗した場合は、URLが完全か、リクエストが直接接続かプロキシ経由かを確認し、既存の設定をむやみに削除しないようにしましょう。

設定の場所v2rayN → サブスクリプショングループ → サブスクリプショングループ設定
PLATFORM / ダウンロード

OSに合わせてクライアントを選ぶ

まずOSとCPUアーキテクチャを確認し、インストール形式を選びましょう。ダウンロードページに配布先と対応環境をまとめています。

クライアントのインストーラーとノードのサブスクリプションは別のものです。クライアントをインストールしても、ローカルのツールが準備できるだけで、接続には有効なノード設定が必要です。ノードの数や更新間隔、サービスの状態もクライアントでは決まりません。端末を移行する場合は、両方の端末に同じサブスクリプションを取り込めますが、ルーティングルール、アプリごとのプロキシ範囲、ローカルポートは個別に確認してください。ノードが同期しても、すべての設定が同期するわけではありません。

Windows

v2rayN を推奨

サブスクリプショングループ、ルール編集、デスクトップでのログ確認を必要とするユーザーに適しています。ダウンロードページにはDesktop版と従来のWPF版があります。Desktop版は新世代のクロスプラットフォームUIを採用し、WPF版は従来の操作方法を引き継いでいます。使い慣れたメニューや既存の設定を基準に選びましょう。画面の違いはノードの速度の違いを意味しません。

初回起動時はローカルのリスニングポートを確認してからノードを取り込み、システムプロキシを設定します。ブラウザーは使えるのに個別のアプリで失敗する場合は、そのアプリ独自のプロキシ設定を確認してください。より広い範囲の通信を転送する必要があれば、TUNを別途テストしましょう。会社の端末で権限が制限されていたり、他のネットワークソフトが動作していたりすると、仮想ネットワークアダプターを作成できないことがあります。

ダウンロードへ

macOS

v2rayN

デスクトップOS間でサブスクリプションの管理方法をそろえたいユーザーに適しています。インストール前に「このMacについて」を開き、Apple SiliconかIntelかを確認してから対応するアーキテクチャを選んでください。各インストーラーは異なるCPU向けです。ファイルサイズやダウンロード順だけで選ばないようにしましょう。

初回起動時にOSのセキュリティ警告が表示されたら、配布元と警告の内容を確認し、OSが案内する手順で許可してください。プロキシを有効にした後は、ブラウザーと対象アプリの両方で接続を確認します。アプリがシステムプロキシを参照するか、独自のネットワーク設定を持つかによって動作は異なります。以前の設定を移行する場合はバックアップを取り、別のOSのローカルパスをそのまま持ち込まないようにしましょう。

ダウンロードへ

Android

v2rayNG を推奨

一般的な用途には、Xrayコアを採用するv2rayNGがおすすめです。V2Flyとの互換性が必要な場合はv2flyNGを選べます。ダウンロードページにはarm64版と汎用版があります。比較的新しいスマートフォンの多くはarm64に対応していますが、アーキテクチャがわからない場合は端末情報を確認してください。

サブスクリプションを取り込んだらノードを選択して接続を開始し、OSのVPN接続許可を確認します。通知欄に動作中と表示されても、確認できるのはローカルサービスが稼働していることだけです。実際のリクエストで接続を検証してください。画面ロック後に接続が切れる場合は、バッテリー最適化、バックグラウンド実行の権限、ネットワークの切り替え履歴を確認します。特定のアプリだけ接続できない場合は、アプリごとのプロキシ対象範囲を見直し、対象アプリが含まれているか確認しましょう。

ダウンロードへ

Linux

v2rayN

GUIでサブスクリプションを管理しつつ、デスクトップ環境のネットワーク動作も確認したいユーザーに適しています。ディストリビューションに合わせてdebまたはrpmを選び、CPUがx64かarm64かも確認してください。パッケージ形式とCPUアーキテクチャは別の条件です。形式が合っていても、アーキテクチャが合っているとは限りません。

デスクトップ環境やアプリによって、システムプロキシの参照方法が異なる場合があります。まずクライアントのリスニング状態を確認し、対象アプリで通信経路を検証してください。ターミナルのプログラムも、デスクトップのプロキシ設定を使うとは限りません。TUNを使う前に必要な権限とルーティングの変更を把握し、クライアント停止後にネットワークが元に戻っているか確認しましょう。プロキシ設定の残存をノードの障害と誤認しないためです。

ダウンロードへ

すべてのクライアントを見る →

ダウンロードと接続でよくある疑問

インストール後に必要なものは?
有効なノード設定またはサブスクリプションURLが必要です。クライアントは設定を読み込んで実行するもので、接続先のサービスを自動で用意するものではありません。単体ノードの共有リンクとサブスクリプションURLの違いを確認し、ガイドに沿って適切な方法で取り込みましょう。

サブスクリプションの取り込み方法を見る →

ノードのテストは成功したのに、アプリから接続できないのはなぜ?
テストとアプリの通信では経路が異なる場合があります。システムプロキシ、TUN、アプリごとの設定を確認し、ログに対象アプリのリクエストが記録されているかを見てください。テスト結果だけでなく、実際の利用環境で接続を確認しましょう。

症状から原因を調べる →

クライアントを変えればタイムアウトは解消しますか?
一概にはいえません。ノードの稼働状況、ネットワーク環境、設定の互換性も接続に影響します。同じノードと同じネットワーク条件で比較すると、クライアントの違いと回線の問題を切り分けやすくなります。

よくある質問を見る →

トラブル対処のためにサブスクリプションURLを他人に送ってもよいですか?
サブスクリプションURLにアクセス情報が含まれている場合があります。相談する際は、機密情報を伏せたエラー内容、クライアント名、操作手順を共有してください。スクリーンショットやバックアップファイルにもノードのパスワードが写っていないか確認しましょう。

設定とサブスクリプション管理を見る →
PROJECT V / オープンソースのエコシステム

コア、クライアント、サブスクリプションの役割

Project Vは、V2Rayの技術エコシステムを理解するための出発点です。V2FlyとXrayは関連するコアの系統で、GUIクライアントはその上にノード管理やシステム設定の画面を提供します。

プロジェクトの経緯と機能の違い

V2Rayは、インバウンド、アウトバウンド、ルーティングを軸に設定モデルを構成し、通信の受け入れ、プロトコル処理、経路選択を分けて記述できます。V2FlyはV2Rayプロジェクトの保守と開発を引き継ぎ、Xrayは関連するコードを基盤として独自の実装や拡張を進めています。技術的な概念には共通点がありますが、機能の進化は同一ではありません。設定の見た目が似ていても、すべての項目を相互に置き換えられるわけではありません。

ガイドを読む際は、クライアントとコアの両方を確認してください。REALITYなどの機能を使うには、対応する実装が必要です。ノードの取り込み、設定の生成、実際の接続確立は、それぞれ別の確認ポイントです。未知の項目や未対応のトランスポートパラメーターがエラーに含まれる場合は、ルーティングを手当たり次第に変えるより、まず機能の対応状況を確認しましょう。

GUIと実行コアの役割

v2rayN、v2rayNG、v2flyNGはいずれもオープンソースのGUIクライアントで、サブスクリプション管理、設定編集、サービス制御を担います。v2rayNはデスクトップ向けで、設定やコアの選択をまとめて管理できます。v2rayNGは主にAndroidとXrayを中心に動作し、v2flyNGはAndroidでV2Flyを使うための選択肢です。共通する操作の考え方はありますが、画面や設定のバックアップ形式は完全には同じではありません。

パソコンからスマートフォンへ移行する場合、共有リンクやQRコードを使うと、設定フォルダー全体を直接コピーするより内容を確認しやすくなります。移行後もノードが選択されているか、対象アプリがプロキシの範囲に含まれているか、DNSとルーティングが新しい端末に合っているかを確認してください。デスクトップのリスニングアドレス、ファイルパス、権限設定をそのままAndroidに適用することはできません。

オープンソースライセンスと無料利用

オープンソースソフトウェアは、適用されるライセンスの条件に従ってコードを閲覧、使用、変更できます。V2FlyコアはMITライセンス、Xray-coreはMPL-2.0ライセンスを採用しています。GUIクライアントや依存ソフトウェアにはそれぞれ適用されるライセンスがあります。コアのライセンスがインストールパッケージ内のすべてのコンポーネントに共通するとは限りません。

これらのクライアントは無料で利用できますが、クライアントと接続先のサービスは別のものです。サブスクリプションの料金、通信量、ノードの有効期限は、それぞれのサービス提供元が決めます。問題を切り分ける際は、「ツールが起動するか」と「接続先のサービスが利用できるか」を分けて考えると、サービス停止を別のクライアントの購入で解決しようとする誤りを避けられます。

アップデート、互換性、元に戻す方法

クライアントの更新で画面、設定の生成方法、依存するコアが変わる場合があります。コアの更新によって、プロトコルの対応状況や動作が変わることもあります。更新前にサブスクリプショングループと独自ルールを保存し、現在使えている通信の転送方式を記録してください。更新後は既存のノードを先に確認し、その後で追加設定を1つずつ戻します。クライアント、ノード、DNSを同時に変更するのは避けましょう。

問題が起きたら、まず再現して起動ログを確認し、具体的なエラーから設定の互換性に関係するかを判断します。サブスクリプションの更新は、サービス提供元のノード一覧を更新する操作であり、クライアントやコアの更新とは異なります。ダウンロードページはインストール、使い方ガイドは設定、トラブルシューティングガイドは症状に応じたログ、ポート、DNS、システムプロキシの確認を扱います。

設定 → インバウンド → ルーティング → アウトバウンド トラブルシューティングガイドを読む
FIELD NOTES / 活用メモ

サブスクリプション、ログ、端末移行

具体的な疑問から始めましょう。設定画面の場所を見つけ、失敗した箇所を確認してから、変更する項目を決めます。

複数端末でV2Rayの設定を同期:共有リンク、QRコード、バックアップでPCとAndroid間のノードを移行

端末間で設定を移行する3つの方法を比較します。同じサブスクリプションを複数端末に取り込む方法、v2rayNで共有リンクやQRコードを出力してv2rayNGで読み取る方法、設定のバックアップファイルを保存・復元する方法を解説します。

移行方法を読む →

すべての記事を見る →