CLIENT QUESTIONS

V2Rayのよくある質問

まず、問題がサブスクリプション、コア、アプリの接続のどこで起きているかを切り分け、設定を確認しましょう。よく使う操作と確認手順を4つのカテゴリに分けています。質問を開くと回答を確認できます。

クライアントの選び方 サブスクリプション管理 接続トラブル
BASICS

基本情報

クライアント、コア、接続設定を区別し、関係のない設定を何度も試さないようにしましょう。

v2rayN、v2rayNG、v2flyNGの選び方

PCではWindows、macOS、Linuxに対応するv2rayNが候補です。AndroidではXrayコアを採用したv2rayNGが有力で、V2Flyコアを使うv2flyNGも選択肢になります。選ぶ際は、端末のOSや既存の設定で必要なプロトコル・トランスポートに対応しているかを確認しましょう。クライアントはサブスクリプションや各種設定を管理し、コアが実際の接続を処理します。移行前に設定をエクスポートしてバックアップし、移行先でノードのセキュリティ設定やトランスポート設定が認識されるか確認してください。リストに読み込めても、設定全体に互換性があるとは限りません。

クライアントをインストールしたのに、サブスクリプションやノードが必要なのはなぜですか?

クライアントは設定と接続に使うツールで、インストーラーに接続先のサーバーが含まれているわけではありません。接続には、有効なサーバーアドレス、ポート、認証情報、トランスポート設定が必要です。サブスクリプションを使うと、複数のノードをまとめて取得・更新できます。自分でサーバーを運用している場合は、ノード単位の共有リンクを読み込めます。サブスクリプションを使う場合は、提供元から完全なURLを入手し、有効期限や端末数の制限も確認してください。URLに認証情報が含まれる場合があるため、公開フォーラムや見知らぬオンライン変換ツールに入力しないでください。サーバー一覧が空なら、プロキシモードを切り替える前に設定を追加しましょう。

サブスクリプションURL、ノード共有リンク、設定バックアップの違いは?

サブスクリプションURLは複数のノードを取得するためのもので、更新すると一覧が変わることがあります。ノード共有リンクは1つの接続設定を表し、読み込んだ後に元のサブスクリプションと連動して更新されるとは限りません。設定バックアップには、クライアントが対応する設定が保存され、グループ、ルーティング、ローカル設定などが含まれる場合があります。それぞれ、サブスクリプション設定、クリップボードからの読み込み、バックアップの復元を使い分けてください。バックアップファイルをサブスクリプションURLの欄に入力することはできません。移行前にバックアップの対象項目を確認し、別のクライアントですべて復元できると決めつけないようにしましょう。ノードを共有する前に転送が許可されているか確認し、認証情報を漏らさないよう注意してください。

ノードの遅延テストに成功すれば、ブラウザーも必ずインターネットに接続できますか?

必ずしもそうではありません。テストによってはサーバーのポート疎通だけを確認したり、ノード経由で指定のテスト先にアクセスしたりします。ブラウザーのプロキシ設定、接続先ドメインの名前解決、ルーティング規則まで確認できるわけではありません。まずテスト項目の名称とログを確認し、ブラウザーからアクセス可能な接続先を開いて、該当する接続ログが記録されるか見てください。ポートテストは成功するのにWebページが開けない場合は、プロトコル認証、TLS設定、接続先のルーティングを確認します。クライアントのテストは成功しているのにブラウザーのログがない場合は、アプリがローカルプロキシを経由しているか確認してください。遅延の数値だけで実際の接続可否を判断しないようにしましょう。

端末に合わせて選ぶ:クライアントとインストール方法を見る

INSTALLATION

導入・設定

まず入手先とインストールファイルを確認し、その後にネットワークや権限を設定します。使える設定がある場合は、変更前にバックアップしてください。

v2rayN・v2rayNGでサブスクリプションを追加できないときの対処法

サブスクリプションURLを追加できない場合と、更新してもノードが表示されない場合を分けて確認します。v2rayNではサブスクリプショングループの設定からグループを追加し、完全なURLを入力して保存してから更新します。v2rayNGではサイドメニューからサブスクリプション設定を開き、URLを追加して一覧に戻り、更新してください。項目名はバージョンによって多少異なります。URLには完全なスキームを含め、コピー時に前後の空白や改行を取り除きましょう。ノード単位の共有リンクは、サブスクリプション欄ではなくクリップボードから読み込みます。内容を解析できないと表示された場合は、提供元が指定するクライアント形式を確認してください。ログインページ、エラーページ、WebサイトのURLは、有効なノードサブスクリプションではありません。

以前は更新できたサブスクリプションが更新できなくなった場合は?

トラブル対応中に使える設定を失わないよう、既存のノードやグループは残しておきましょう。サブスクリプションの有効期限、URLが変更されていないか、端末の日付と時刻が正しいかを確認し、今回の更新エラーを確認します。タイムアウトの場合はリクエスト経路と現在のネットワークを調べます。証明書エラーが出たら、検証を無効にせず、まずシステム時刻とサブスクリプションのドメインを確認してください。クライアントに直接更新とプロキシ経由の更新がある場合は、使用可能なノードがあることを確認したうえで、それぞれ試します。更新成功と表示されてもノードがない場合は、何度も短時間に更新せず、サーバー側の内容やプランの状態を確認してください。問い合わせ用のログを共有する際は、サブスクリプションURL全体を隠しましょう。

Androidのarm64版とuniversal版、どちらを選べばよいですか?

2015年以降に発売された多くのAndroidスマートフォンではarm64版が候補になりますが、最終的には端末が対応するアプリのアーキテクチャを確認してください。プロセッサーが64ビット対応でも、現在のシステムで64ビットアプリをインストールできるとは限りません。アーキテクチャがわからない場合は、複数のアーキテクチャに対応するuniversal版を選べますが、インストールファイルのサイズは大きくなります。インストールできない場合は、OSのバージョン要件、空き容量、ダウンロードの完了、既存アプリとの署名の競合を確認しましょう。試しに旧クライアントを削除する前に、ノードと必要な設定をエクスポートし、再インストールや別アーキテクチャへの変更が必要か判断してください。

TUNモードの有効化に必要な権限は?

TUNは仮想ネットワークインターフェースを作成または利用するため、必要な権限はOSやクライアントの実装によって異なります。Windowsでは通常、管理者権限または設定済みのサービスモードが必要です。Linuxでは、ネットワーク管理機能とデバイスへのアクセス権限が求められます。macOSではクライアントの案内に従って許可を設定してください。Androidクライアントは通常、初回接続時にシステムのVPN許可を求め、許可すると通信を処理します。権限が足りない場合は、コアとサービスのログを確認し、使用中のバージョンの説明に従ってください。関係のないプログラムを高い権限で常時実行するのは避けましょう。切り替える前に、通信を処理しているほかのツールを停止します。問題が起きたらTUNを無効にして通常のネットワーク接続を復元し、改めて個別に確認してください。

読み込みから動作確認まで:導入手順を詳しく見る

DAILY SETTINGS

使い方のヒント

対象を一つに絞り、特定のアプリで設定を確認しましょう。一度に変更する箇所を一つにすれば、使える設定も残しやすくなります。

システムプロキシとTUN、どちらから試すべきですか?

ブラウザーなどシステムプロキシに対応するアプリだけで使うなら、経路を確認しやすいシステムプロキシから試しましょう。システムプロキシを参照しないアプリも対象にする場合は、TUNを検討します。システムプロキシはOSのプロキシ設定を書き換えるもので、すべてのプログラムを自動的に経由させるわけではありません。TUNは仮想ネットワークインターフェースのレイヤーで通信を処理し、ルーティングやDNSにも関係します。最初の動作確認ではTUNを無効にし、v2rayNでシステムプロキシを自動設定して、コアが動作しブラウザーから接続できることを確認してください。その後TUNを試し、DNSやルーティングも同時に変わっていないか記録しましょう。複数の設定を一度に変えると、原因を特定しにくくなります。

V2Rayのルーティング規則が適用されているか確認する方法

まず対象を直接接続するかプロキシ経由にするか決め、ルールの順序と最終的なアウトバウンドを確認します。V2Rayのルーティングは通常、ルールの順番に照合されるため、先にある広い条件が後の詳細な条件に優先することがあります。ドメインのルールとIPアドレスのルールは、必ずしも相互に置き換えられません。v2rayNのルーティング設定で現在のルールセットを選び、ドメイン、アドレス範囲、アウトバウンドのタグを一つずつ確認して、ログで実際の選択を調べます。対象を一つに絞り、詳細なルールを一時的に追加したら接続を確立し直してください。再利用中の古い接続で結果を判断しないようにしましょう。変更前のルールセットを残し、動作を確認してから長期利用するルールに反映します。

V2RayのDNS設定を変更するとき、システムDNSも変更する必要がありますか?

最初から両方を同時に変更する必要はありません。名前解決をシステム、ブラウザー、コアのどれが処理しているか確認しましょう。ブラウザーのセキュアDNS、アプリ独自の名前解決、TUNによるDNSの処理が、実際の通信経路を変えることがあります。現在の設定を記録し、名前解決に失敗するドメインを一つ選んでテストします。ログにタイムアウトや応答なしが記録されるか、DNSサーバーに到達できるか、リクエストが直接接続かプロキシ経由かを確認してください。実際に使われている経路の設定だけを変更し、接続し直して結果を見ます。証明書検証を無効にしてもDNSの問題は解決しません。また、接続先が正しいドメイン名とTLSを必要とする場合があるため、IPアドレスへの直接アクセスに失敗しても名前解決の問題とは限りません。

PCとAndroidの間でノードを安全に移行する方法は?

ノードを継続的に同期する場合は、両方の端末に同じ有効なサブスクリプションを追加し、サービスに端末数や同時接続数の制限がないか確認します。ノードを1つだけ移行する場合は、v2rayNから共有リンクまたはQRコードをエクスポートし、v2rayNGで読み込みます。QRコードには設定情報が含まれるため、サブスクリプションURLと同様に慎重に扱ってください。ノードを移行しても、ローカルの待ち受けポート、システムプロキシ、アプリごとのルーティング、TUNの設定は引き継がれません。新しい端末で個別に設定します。移行後はノードを一つテストし、プロトコル、トランスポート、認証設定が保持されていることを確認してから、グループやルーティングを設定してください。バックアップ全体の復元は、対応が明示されている場合に限って利用しましょう。

設定と利用記録:使い方の記録を見る

DIAGNOSIS

トラブル対処

まず問題の範囲を確認し、発生時刻に対応するログを調べます。接続済みの表示だけでは動作確認になりません。

ノードの接続タイムアウトを調べる順番

まずプロキシを無効にして、端末の基本的なネットワーク接続を確認します。次に端末の日時、ノードのアドレスとポートを確認してください。1つのノードだけ失敗する場合は、同じサブスクリプションのほかのノードと比較します。すべてのノードで失敗する場合は、ネットワーク経路、コアの状態、共通の設定に問題がないかを優先して確認します。ログにある接続タイムアウト、接続拒否、認証失敗、TLSエラーはそれぞれ異なる手がかりであり、すべてをノードの停止と決めつけてはいけません。ノード設定は変えず、別の利用可能なネットワークでも再テストできます。ファイアウォールを一括で無効にしたり、すべてのセキュリティ設定を変更したりする前に、既知の設定で問題を再現し、エラーの発生時刻を記録しましょう。遠隔サーバー側と端末側のどちらに原因があるか切り分けやすくなります。

接続済みなのにWebページが開かない場合の対処法

接続済みの表示は、通常、コアまたはシステムのVPNインターフェースが起動したことを示すだけで、接続先へのリクエストが成功した証拠にはなりません。選択中のノードとプロキシモードを確認し、対象を一つ決めてアクセスしながら該当するログが出るか確認してください。ログがまったくない場合は、ブラウザー独自のプロキシ設定、システムプロキシ、アプリごとのルーティングによってクライアントを経由していない可能性があります。DNSエラーなら名前解決の経路を、ハンドシェイクや認証のエラーならノード設定を確認します。一部のサイトだけ開けない場合は、対象へのルーティングと接続先の到達性を調べましょう。一度に変更する設定は一つにし、古いページの接続を閉じてから再試行してください。キャッシュされた結果を新しい設定の挙動と取り違えないようにしましょう。

v2rayNでシステムプロキシを自動設定しても機能しない原因は?

まずOSのプロキシ設定に正しいローカルアドレスとポートが書き込まれているか確認し、v2rayNの設定にある実際の待ち受け値と照合してください。よく使われるポート番号だけで判断しないようにしましょう。コアが待ち受けていることを確認し、ブラウザーで独自のプロキシ拡張機能や接続設定が有効になっていないか調べます。システムプロキシに従わないプログラムは、対応するプロキシの入口を個別に設定するか、通常のプロキシが動作することを確認してからTUNを検討してください。設定が保存直後に元へ戻る場合は、ほかのプロキシツール、管理ポリシー、バックグラウンドスクリプトを確認します。クライアント終了後にネットワークへ接続できなくなった場合は、無効になったシステムプロキシを解除してから、基本の接続を復旧してください。

コアが起動しない、またはクライアントが繰り返し終了するときの確認箇所

まず、画面のクライアントが終了する問題と、コアの起動失敗を切り分けます。画面は開いたままコアでエラーが出る場合は、ログウィンドウで今回の起動時に最初に記録された重要なエラーを探してください。ポート競合なら重複プロセスと待ち受け設定、設定の解析失敗なら直近で読み込んだ内容や変更箇所、ファイル不足ならインストールの完全性とセキュリティソフトの処理履歴を確認します。画面ごと終了する場合は、クラッシュした時刻を記録してシステムのアプリケーションログを確認してください。作業前に設定をバックアップし、古いフォルダーを何度も上書きしたり、設定をすべて削除したりしないようにしましょう。最小限のノード設定で動作を確認してから、ルーティングやTUNを一つずつ追加します。ログを共有する前に、アドレス、認証情報、サブスクリプションの情報を隠してください。

症状に合わせて確認する:V2Rayトラブル対処ガイドを見る